内容説明
今や軍事費は国家予算の4分の1近く、占上最高額。一国だけで世界全体の軍事費の半分近くを占める米国。だが遂にこの国でも軍事費削減要求の声が噴き出しはじめた!メディアが伝えない軍事超大国の実像。
目次
1 米国で湧き起こる軍事費削減を求める声(経済危機の中での「予算教書」;国家歳出の4分の1近くを占める軍事費 ほか)
2 軍事超大国の実態(世界の軍事費の四三%は米国;世界の軍事費増の主役は米国 ほか)
3 米国政府の代弁者たちと大メディア(日本の主要メディアに登場する米国「知日派」;在日米軍基地の現状維持に固執する米軍高官たち ほか)
4 在沖海兵隊は本当に「抑止力」なのか(沖縄戦とともに始まった米軍の基地建設;海兵隊が在沖米軍の中核となるまで ほか)
5 在沖海兵隊グアム移転その戦略的背景と現状(出発進行した米軍のグアム統合計画;普天間問題の最大の盲点 ほか)
著者等紹介
吉田健正[ヨシダケンセイ]
1941(昭和16)年、沖縄に生まれる。ミズーリ大学と同大学院でジャーナリズムを専攻。沖縄タイムス、AP通信東京支社、ニューズウィーク東京支局、在日カナダ大使館勤務をへて、桜美林大学国際学部教授。2006年に退職後、沖縄に帰郷、ジャーナリズム活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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