プーチン政権の闇―チェチェン戦争/独裁/要人暗殺

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874983904
  • NDC分類 312.38
  • Cコード C0036

内容説明

批判者が次つぎに暗殺されるロシアの内実を個性派ジャーナリストが徹底ウォッチング。それは明日の日本なのかもしれない…。

目次

1章 誰が彼女を殺したのか
2章 邪魔者は消せ―元KGB将校暗殺事件
3章 暗殺大国ロシア―要人の暗殺
4章 ジャーナリストは敵である
5章 国際NGOの八割を「非合法化」
6章 そして、わが祖国日本は…

著者等紹介

林克明[ハヤシマサアキ]
1960年生まれ。ノンフィクション・ライター。1995年から1年10カ月モスクワに住みチェチェン戦争を取材。2001年「ジャーナリストの誕生」で第9回「週刊金曜日」ルポルタージュ大賞受賞。著書に『カフカスの小さな国 チェチェン独立運動始末』(第3回小学館ノンフィクション大賞優秀賞)がある。日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だまし売りNo

26
ロシア連邦のプーチン政権の問題を明らかにしたノンフィクションである。著者は『不当逮捕 築地警察交通取締りの罠』(同時代社、2017年)は警視庁築地警察署による冤罪事件を明らかにしている。本書ではロシア連邦の警察国家ぶりを批判している。2022/07/05

D21 レム

3
新聞では読めない、チェチェン戦争、独裁、要人暗殺、民間人を平気で殺す、拷問…。怖くて背筋が凍る。著者の林克明さんの身の安全が心配になる。あの、タチアナの、プルシェンコの、ソトニコワの国がこれほどまでに過酷なものだとは、知らなかった。ジャーナリストにとって危険な国のトップは、イラク、アルジェリア、ロシア。それでも、考えうる最悪の形で虐げられている人たちがいて、伝えなければならない事態がある。安楽に生きるのか、必要なことのために動くのか、命をどんなふうに使うのか、ということを考えさせられた。2012/08/20

ハンギ

2
ロシアではプーチンによるテロがひどいらしい。ロシアは表向きは死刑を中止しているが、監獄や収容所(いわゆるラーゲリだ)での殺人・暴行事件が横行しているらしい。それに輪をかけてひどいのがチェチェン紛争であり、それが2007年の本書執筆時まで続いているそうだ。チェチェンではロシアの傀儡政権ができたそうだが、それに反対する住民が闇へと葬られていくのは怖い物がある。自分たちに歯向かう物は仲間だった元KGB将校(ロシア財閥のトップの殺害を命じられたのを暴露した)でも殺害する、ロシア当局の恐ろしさを感じた。2013/03/05

にやり2世

0
タイトルの割りに内容が薄い。2016/02/17

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