内容説明
米英軍のイラク攻撃は、イラクの人々に何をもたらしたのか?!開戦前夜から占領下にかけ前後5回、イラク各地を取材、軍事占領と劣化ウラン弾などによる放射能に苦しむ人々の姿を、鮮烈な写真と文章で伝える。
目次
1 戦争前夜
2 占領の日々
3 核汚染
著者等紹介
森住卓[モリズミタカシ]
1951年、神奈川県生まれ。フォトジャーナリスト。基地、環境問題などをテーマに取材活動を行ってきた。1994年より世界の核実験場の被曝者を取材。旧ソ連のセミパラチンスク核実験場の取材で、週刊現代「ドキュメント写真大賞」を受賞。99年出版の『セミパラチンスク』(高文研)で、日本ジャーナリスト会議特別賞、平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞を受賞。98年より湾岸戦争で米英軍がイラクで使った劣化ウラン弾による人体への影響を取材し、『イラク湾岸戦争の子どもたち』(高文研)を出版。2003年のイラク戦争前後も、爆撃される側の視線にたって取材活動を続けた
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