女の眼でみる民俗学

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女の眼でみる民俗学

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874982273
  • NDC分類 384.6
  • Cコード C0039

内容説明

昔、女は二度死んだという…。成女儀礼をへて子供から「女」となり、婚礼により「嫁」となり、出産・子育てをして「主婦」となり、老いて死を迎えるまで―第一線の女性民俗学研究者が描き出す日本の民俗にみる“女の一生”。

目次

第1章 女になる
第2章 さまざまな婚姻
第3章 出産と誕生
第4章 子育ての世界
第5章 女の財産
第6章 主婦―衣食のコーディネーター
第7章 女の死

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

司書見習い

2
日本の近代以前における女性の、成人儀礼、婚姻、出産、子育て、財産、主婦業、死について紹介している本。 どれも代表的なところを述べるに留まっていて、入門書という感じ。 女性の地位が「弱い」というより「不安定」だったのがよくわかる。実家からは死んだもの扱いされて嫁いでゆき、されど主婦の座を得るまではまた時間もかかり、自由になるのは僅かな持参品のみで、挙句に死んでも極楽にはいけない。これは怒っていい。 しかし、その「不安定」さこそ、女性に異界と交信する霊力を認める意識につながるそうだ。2016/04/10

puwapuwa

0
広く浅くという感じ。2010/05/23

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