内容説明
沖縄戦の“極限の悲劇”「集団自決」から、はからずも生き残り、両親、弟妹を失って孤児となった16歳の少年は、その「戦後」をどう生きてきたか―。「平和」の創造を人間が生きる核心の課題と見さだめ“歴史の証言”を語り続ける一キリスト者の精神史。
目次
1 「皇民化教育」と沖縄
2 極限の悲劇「集団自決」
3 絶望の底から
4 勉学と労働と信仰と
5 牧師への道・アメリカ留学
6 沖縄キリスト教短大の創立と発展
7 なぜ「集団自決」を語り始めたか
8 教科書裁判の法廷に立つ
9 問われなかった戦争責任
10 課題としてのキリスト教平和学
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- スポーツマンの運動療法