内容説明
いいかげんの国カナダ、几帳面すぎる日本。この差の中に未来の重大ヒントがかくされている。日本はこのままで終わるはずがない。もっと自分の能力に信頼をおいて欲しい。カナダからの驚異的新日本論。
目次
第1章 なぜ日本の自動車が評判がよいか?(日本人の道具好き;減点主義の効用 ほか)
第2章 外国人の見た日本人の性格(卑下と自負の裏おもて;形だけで精神不在 ほか)
第3章 いいかげんの国カナダ、几帳面の国日本(カナダ人はいいかげん;結果より姿勢 ほか)
終わりに―これからの日本に望むこと
著者等紹介
辻俊彦[ツジトシヒコ]
1942年兵庫県生まれ。1967年3月大阪大学工学部電子工学科修士課程修了。1967年4月(株)日立製作所入社。カラーテレビ設計部、品質保証部を経た後1988年6月Hitachi Sales Canadaの製造担当副社長としてカナダのモントリオール工場に赴任。1995年12月日立アメリカのサンディエゴ工場チーフ・エンジニア。1997年5月退職。現在モントリオールに在住。その後航空機の開発史、技術開発史の研究生活に入る。第二次大戦時の航空機、約700機をすべてプラモデルで作り、航空博物館を造るプロジェクトに協力。現在160機完成。カナダ航空保存協会(Canadian Aviation Heritage Centre)で、1910年にモントリオールの空を初めて飛んだブレリオ機の復元作業に従事。モントリオールの日系コミュニティー誌「モントリオールブレテン」編集委員、カナダ航空博物館会員、サンディエゴ航空宇宙博物館会員、アメリカ海軍協会会員など
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