指揮者ケンペ (増訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 382p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784874631522
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C1073

内容説明

ケンペのバトンのもとでは、みんながしあわせになった。初版、出る筈のない夢の書と迎えられ、ここに贈る増訂版。

目次

ルドルフ・ケンペとのめぐり合い
オーボエ席から指揮台へ
国際的舞台へ
東から西へ
コヴェント・ガーデンとの二十三年
メトロポリタンとベルリン・フィル
バイロイト登場
ロイヤル・フィルと共に
いきいき楽しい演奏
ロンドン・プロムスとBBC
シュターツカペレ・ドレスデン
晩年のミュンヘン
ケンペの遺産
ケンペを語る
ミュージシャンのなかのミュージシャン
増訂―ケンペをしのぶ歌

著者等紹介

尾埜善司[オノゼンジ]
1931年大阪生まれ。京大生、司法修習生を経て、1955年弁護士となる。大阪弁護士会会長、日本弁護士連合会副会長、甲子園浜埋立て公害差止め訴訟の原告弁護団長などもつとめた。大阪国際大学教授を兼ね、法文化を講義中に事件との関係で歌うことあり。学生たちとゼミを楽しむ。現在、財団法人ロマン・ロラン研究所理事長として、講座・読書会・コンサートを主催。日本とフランスから勲章を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Susumu Kobayashi

7
1976年に66歳の誕生日の約一か月前に病死したドイツの名指揮者ルドルフ・ケンペ。そのケンペの音楽に感動した日本の一愛好家が、彼の録音を蒐集し、とうとう書いてしまったのが本書である。ちょうど大学に入学した頃に、彼の指揮したブルックナー『交響曲第5番』に感銘を受けた者としては、指揮者としてこれからという時期に亡くなってしまった残念な地味な指揮者という印象だったが、本書を読むと、かなり前からヴァーグナーやリヒャルト・シュトラウスのオペラなどで知られていたことがわかる。これからは意識的にこの人の録音を聴きたい。2019/05/01

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