バウビオロギーという思想

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784874608074
  • NDC分類 520
  • Cコード C1052

内容説明

「住まいが人間に、その肉体と魂と精神に奉仕しないとすれば、一体何のために建てるか」ドイツに端を発し、世界に広がる新しい学問の翻訳とその解説。

目次

バウビオロギー入門(総体的な状況;自然法則 原因と結果;住環境の危機から建築文化へ;土地利用計画とジードルンク;健やかな住まいづくりのためのバウビオロギー ほか)
バウビオロギー25の指針(建設敷地を吟味する;工業地帯の中心や幹線道路から居住地をはなす;緩やかに分散した建築の風景、緑あふれるジードルンク;自然とむきあう、個性的で人間的な住環境とは;自然素材を適材適所に ほか)
『バウビオロギー入門』『バウビオロギー25の指針』の理解のために

著者等紹介

シュナイダー,アントン[シュナイダー,アントン][Schneider,Anton]
1931年ドイツ、フルダ生まれ。ハンブルク大学で木材について学んだのち、フライブルク大学、ミュンヘン大学及び製材工場において、木造建築の研究に重点的に取り組んだ。1968年から82年までミュンヘン近郊ローゼンハイムの高等専門学校で、木材生物学、木材の物性、材料検査、市場調査、そして世界ではじめてバウビオロギー(建築生物学)を講義する。健康な住まいとジードルンクを目指す上では、全体性の視点に基づく人間と自然と建築の融合が欠かせないと考える。1968~1976年までバウビオロギーの作業グループを率い、そこから「バウビオロギー+エコロジー研究所(IBN)」が生まれた。同研究所所長として今日に至る。1983年からノイボイエルンに拠点を移し、専門誌(季刊)「住まいと健康(Wohnung und Gesundheit)」の発刊をはじめ、通信教育講座「バウビオロギー」(Fernlehrgang Baubiologie)、「健康な住まい」に関する著作活動のほか、測定調査、セミナー、講演、建築計画を積極的に行っている

石川恒夫[イシカワツネオ]
1962年東京生まれ。早稲田大学、および同大学院で建築を学ぶ。1987~97年まで東海大学上松佑二教授に師事し、建築論の研究、建築設計に携わる。その間ミュンヘン工科大学(1991~93年)留学。1995年工学博士(早稲田大学)。1996年日本建築学会奨励賞。1997年前橋工科大学工学部建築学科講師。2001年より同大学助教授。一級建築士。専攻建築論、建築設計、建築生物学。作品に「にじの森幼稚園子育て支援室」(豊橋市2000年)、「あらいキンダークリニック」(高崎市2001年、第7回たかさき市都市景観賞)などがある
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