内容説明
中小企業庁長官賞に輝く気鋭の経済アナリストが、(公共工事の減少、住宅建設の伸び悩み、大手住宅メーカーの攻勢により)苦境に立つ工務店におくる元気の出るエール。工務店はサービス業だ、という斬新な視点からの、荒波を乗り越えるための指針。
目次
21世紀はどんな時代か
建設業はどう変わっていくのか
中小建設業・工務店はどんなビジネスなのか
経営戦略が問われる
売上を増やすにはどうしたらいいか
建設会社・工務店の生残り策
IT(情報技術)を取り入れて成功する
財務戦略で環境激変を乗り切る
人材評価や人材育成などヒトの要素を重視する
設計事務所の経営
中小建設会社・工務店経営を支える企業例
著者等紹介
菊森淳文[キクモリアツフミ]
日本総合研究所主席研究員。1955年奈良県生まれ。78年東京大学法学部卒業。同年三井銀行(現三井住友銀行)入行。83年米国シカゴ大学経営大学院でMBA取得。同年調査部にてエコノミスト。96年東京営業第六部次長(エネルギー産業担当)。97年資金証券企画部市場リスク管理室企画グループ長。98年同システム企画グループ長。99年さくら総合研究所上席主任研究員。2001年より現職。中小企業診断士・日本証券アナリスト協会検定会員・システムアドミニストレータ。京都大学大学院・信州大学非常勤講師。全国理容総合研究所委員。94年度中小企業庁長官賞・清水晶マーケティング論文賞受賞
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