内容説明
岡山県文学選奨受賞作の『蛍のブローチ』と…関連のある五編を創作童話集にまとめた本。「もぐらごっこ」の、さやかは五年生。障害のある妹を友だちにみせたくない。それが、くるりと変わった。「いじめっ子、いじめられっ子」「ありがとう、おにいちゃん」は、いじめられた子の自立を、生き生きと描く。「君は友だち第一号」は、転校生が仲間入りするまで。「おさいせん」は、自分で選んでの友だち作りの話。小学校高学年から。
著者等紹介
川島英子[カワシマヒデコ]
岡山県に生まれる。岡山県立津山高校をでて、岡山大学教育学部に入学、卒業。単行本は、『蛍のブローチ』が、初めての出版。賞は、岡山市市民の文芸第25回(平成5年)随筆「通夜の雨」で市長賞。第26回(平成6年)随筆「十手」で教育長賞。岡山市市民の童話賞第8回(平成5年)童話「チョロとチャチャ」が佳作入選。同第9回(平成6年)童話「おにいちゃん、お帰り」は優秀賞。同10回(平成7年)童話「うちの子、知りませんか」は最優秀賞。岡山県文学選奨(平成15年)童話部門に、この本のタイトルとなった「蛍のブローチ」が入選。読売ファミリー童話大賞(平成16年)に「白いパラソル」が優秀賞入選。いちばんぼし童話の会・同人。日本児童文芸家協会・会員。麓短歌会・同人
うすいしゅん[ウスイシュン]
福島は、関の白河生まれ。武蔵野美術大学油絵画科卒業。日本デザインスクール商業デザイン科卒業。学習研究社幼児局編集部を経て、フリーにて、子どもの本や雑誌に絵を描いて暮らしています。日本児童出版美術家連盟会員。児童文学TENの会同人
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