内容説明
いまもなお人びとの生活のなかに生きている庚申信仰を、東京を中心とする関東地方の種々な庚申塔を紹介しながら、懇切にわかりやすく解説した庚申信仰への道しるべ。
目次
第1章 庚申塔―石仏とは(猿や鶏が彫られている石仏を探す;庚申塔のふるさと―中国道教の庚申信仰)
第2章 日本へ渡来した「庚申」(道教の日本渡来;庚申と宗教 ほか)
第3章 形になった庚申信仰―庚申板碑・庚申塔など(庚申塔を読む;いろいろな仏像(猿・鶏を伴う)から青面金剛へ ほか)
第4章 庚申信仰と民衆信仰(庚申信仰と数量信仰;庚申信仰と猿信仰(富士信仰など) ほか)
第5章 「むかし」と「いま」を結ぶ庚申信仰(庚申と神道;今に続く庚申信仰)
著者等紹介
芦田正次郎[アシダショウジロウ]
1926年東京生まれ。1945年滝野川青年学校卒業。1986年東京都北区文化財専門員。現在、庚申懇話会顧問、武蔵野文化協会顧問、NPOあらかわ学会顧問、北区史を考える会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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