内容説明
なぜ動植物を供養するのか?なぜ寺院で祈願をするのか?動植物供養と、大漁・航海安全という現世利益の祈願を題材として、生業の視点から仏教民俗を分析する。
目次
生業からの仏教民俗研究へ向けて
第1部 漁業と仏教民俗(研究史と問題の所在;鮭漁と鮭供養;養殖漁業と供養;供養塔の維持と記憶の継承;漁業と寺院参拝 ほか)
第2部 諸生業の動物観と供養・慰霊(研究史と問題の所在;造園業と草木供養;動物飼育と供養―動物園・水族館の事例を中心に;狩猟と動物供養;生業が生む信仰と仏教民俗)
著者等紹介
高木大祐[タカギダイスケ]
1977年生、埼玉県草加市出身。成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻博士課程後期単位取得退学。成城大学民俗学研究所研究員、我孫子市杉村楚人冠記念館嘱託職員。専門は民俗学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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