内容説明
沖縄久高島の家と門中、及び門中と祭祀世界との関連を通時的視点から、村落祭祀を国家制度との関わりという視点から考察する。
目次
序論 本研究の課題と方法(本研究の課題と方法;歴史のなかの久高島)
第1部 久高島の家・門中と祭祀世界(久高島の家と地割制;久高島の祖霊観念・祖先祭祀と家の態様;久高島の門中の実態とその特徴;久高島の祭祀組織の特徴;久高島の村落の祭祀世界と門中)
第2部 久高島の祭祀と国家制度(イザイホウと国家制度;八月行事と国家制度;ナーリキ(名付け)と国家制度
門中化現象に見る久高島の社会史)
著者等紹介
赤嶺政信[アカミネマサノブ]
1954年沖縄県島尻郡南風原町字喜屋武に生まれる。筑波大学大学院修士課程地域研究科修了。琉球大学法文学部教授。文学博士。専門は民俗学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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