内容説明
日本の鍛冶技術は東西二つの系譜を持ち、その後、新技術を取り入れ、地域ごとに異なる発展を遂げてきた。野鍛冶を中心に、原料調達、再生のあり方、農具の変遷を考察、中国・東南アジア・インド・ヨーロッパの鉄器との比較から鍛冶技術の特色を捉え、壮大な鉄器文化論を構成。
目次
第1章 鍛冶屋の世界
第2章 鍛冶の技術とその伝承
第3章 再生の仕組みと先掛け
第4章 鉄製農具の変遷と発達
第5章 中国鍛冶技術の伝来
第6章 鉈と木刈り刃物
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