内容説明
家刀自たちの支えた近代日本最後のムラ社会。山ふところの暮らしの中に息づく民俗事象の何気ない一瞬を捉えながら、昔話伝承の深々と沈む脈絡を探る。
目次
定本 関澤幸右衛門昔話集
萩野才兵衛昔話集
増補改訂 吹谷松兵衛昔話集
清野照夫の採訪カメラ「口承文芸学」の原風景（野村敬子）
山形県最上の人びと
新潟県栃尾郷の人びと
すまい
信仰
くらし
採訪
魂はフィールドに在りて（清野知子）
著者等紹介
野村純一［ノムラジュンイチ］
１９３５年東京に生まれる。１９５７年國學院大學文学部卒業。岩倉高等学校教諭、國學院大學兼任講師を経て、１９６６年國學院大學専任講師。助教授を経て、１９８１年教授。１９８７年東京大学兼任講師。２０００年紫綬褒章受章。２００５年國學院大學名誉教授。和洋女子大学大学院客員教授。２００６年國學院大學大学院兼任教授。文学博士
清野照夫［セイノテルオ］
１９４１年山形県上山市に生まれる。１９６４年國學院大學第二文学部入学。民俗文学研究会に入部。野村純一先生の指導の下、採訪に参加。１９６８年國學院大學第二文学部卒業。朝日テレビニュース社（現・テレビ朝日映像）入社。１９７８年テレビ朝日へ移る。１９９２～９３年テレビ朝日開局３５周年記念・日中国交回復２０周年記念特別番組『揚子江』を制作（ギャラクシー賞優秀賞受賞。民放連（教養部門）優秀賞受賞）。２００１年テレビ朝日退職。２００３年病没（６１才）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ekura
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正しくは野村純一（編著）・清野照夫（写真）。
