内容説明
愛の詩をめぐるこの本は、詩の実作者として著者が、36名の詩人の作品とその生涯を通じて、新しい愛のあり方を的確に洞察している。
目次
愛の讃歌―島崎藤村
美の狩人―北原白秋
青空の愛―山村暮鳥
ふだん着の愛―千家元麿
永遠に旅立つ妹へ―宮沢賢治
永遠の愛―高村光太郎
恋を恋する―萩原朔太郎
望郷のうた―室生犀星
愛の巡礼―福田正夫
ひとりごとの愛―八木重吉〔ほか〕
著者等紹介
西岡光秋[ニシオカコウシュウ]
1934年、大阪に生まれ、広島に育つ。1957年、国学院大学文学部卒業。現在、日本文芸家協会、日本ペンクラブ、日本詩人クラブ、日本現代詩人会、日本児童文学学会、日本歌曲振興会新・波の会等に所属。詩誌「日本未来派」編集発行人、文芸誌「青い花」常任編集同人。著述業のかたわら、国学院大学文学部の兼任講師、文教大学文学部、相模女子大学短期大学部等の非常勤講師を務める
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