生徒の読んだ「羅生門」―新しい解釈を求めて

生徒の読んだ「羅生門」―新しい解釈を求めて

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  • サイズ A5判/ページ数 156p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784874409749
  • NDC分類 375.84
  • Cコード C3081

目次

1 下人について
2 老婆について
3 羅生門について
4 情景描写
5 いくつかの表現から
6 教科書本文について

著者等紹介

高橋良久[タカハシヨシヒサ]
1957年名古屋市生まれ。國學院大學大学院博士課程後期(国語学専攻)修了。博士(文学)。現在、都立高校教諭、國學院大學非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mamegohan

1
まさに「新しい解釈を求めて」読んだ。目からウロコ……までは行かなかったものの、ひとつひとつの表現にこだわって読むことの面白さは確かにある。『羅生門』が定番教材である理由を、自分なりに見定めたいと思う今日この頃なのであります。2012/06/15

Yusuke Arita

1
茶屋町のジュンク堂の、作家論コーナーにあった。教育書とか教授法解説本とか、そういう類じゃない。作品の謎を、あくまでもテクストから、鮮やかに解き明かしていく、痛快本である。(一部の人間にとって)この本を上梓された先生の、国語愛が伺いしれました。2012/05/11

melissa

0
レポートのために読了。題名を「生徒の読んだ」にした理由、「生徒と読んだ」ではなく、があとがきに書かれてあります。たった一文字の助詞の違いで意味が異なる文言になるんだということがよ〜く理解できました。そこから、言葉を大切にしている著者の姿勢と教え子(都立の高校生)への暖かい眼差しを感じます。で、私が書くレポートのヒントは…これから取り組みますわ。「言葉を丁寧に丁寧に読み解き、そして、思い付くあらゆる角度から分析し、解きほぐすこと」を学びました、確実に!2013/05/13

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