内容説明
子ども達に価値ある作品にふれさせ、読みの基礎・基本の力をふまえた学習から、イメージ豊かに読み、感性を生かしながら、自分の考えや意見を持つことができる学習、子ども達の生きる力として、物語を確かに読む力を育てる国語の学習について考えていきたいと思います。今回、物語を読む力の基礎・基本について修士論文で考察したことをもとにして、感性を育てるための授業実践についてまとめることにしました。その中に、坪内稔典先生の児童への俳句の指導をきっかけとして、学習後の自分の思いや考えを「俳句形式」で表現する取り組みも入れました。
目次
第1章 物語の確かな読みの力
第2章 一つの学級における物語の読みの力についての実践―二年生から三年生にかけて
第3章 物語の読みの基本の力1―想像する力
第4章 物語の読みの基本の力2―内容を理解する力
第5章 物語の読みの基本の力3―感想・意見を持つ力
第6章 ことばの感性を育てる俳句づくり
著者等紹介
神谷キヨ子[カミタニキヨコ]
平成14年京都市立六原小学校教諭を経て、現在朱雀第七小学校教諭。平成13年京都教育大学大学院国語教育専修修了。平成18年佛教大学非常勤講師。京都国語教育研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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