内容説明
本書は、リットの晩年の思想において展開されている人間学および教育学を、とりわけ人間と自然の関係を軸にしつつ取り上げたものである。
目次
序論 リット研究の視座
第1部 哲学的人間学の構想と展開(リット哲学的人間学の成立過程;「人間の世界意義」への問い;自然との関係における人間の自己生成;人間存在の両義性;人間と思考;人間学としての科学論)
第2部 人間陶冶論の新構築(フマニテート理念と近代世界;人間陶冶の二律背反;自然科学と人間陶冶;技術と人間陶冶;職業・専門陶冶と「合理化」の問題)
著者等紹介
宮野安治[ミヤノヤスハル]
1946年大阪府に生まれる。1970年京都大学教育学部卒業。1975年京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。2001年京都大学博士(教育学)。大阪教育大学教授。専攻は教育哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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