仲間と読み深める読書会のすすめ

仲間と読み深める読書会のすすめ

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  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784874409268
  • NDC分類 015.6
  • Cコード C0090

目次

第1部 読書会の歩み(読書会のスタート;会員が読書会に期待するもの;会の進め方と本の選び方;印象に残った作品 ほか)
第2部 味読の味わい(感じる力と読む力;向田邦子「お辞儀」を読む;向田邦子「細長い海」を読む;田辺聖子『文車日記』を読む;深沢七郎『楢山節考』を読む;新田次郎『強力伝』を読む;佐藤忠良・安野光雅『願いは「普通」』を読む)

著者等紹介

深川賢郎[フカガワケンロウ]
1963年広島大学文学部卒業。広島県立東城高等学校(国語科)教諭。県内の高等学校・県立教育センター指導主事などを歴任。1999年県立廿日市西高等学校長を定年退職。読書教育、作文教育、主体的な学習者を育てる、体験を重視した教育実践に力を入れる。2001年より生涯学習にかかわる現職の担当となる。現在、呉大学エクステンションセンター室長、JPIC読書アドバイザー、日本読書学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

80
読書会の進行や目的などが気になり読了。なるほどと思う所もあるが、目的などで似通った部分も多く共感が持てる一冊であった。読書メーターでイベント等を開催している方は読んでみてもいいかもしれない。2016/03/07

Nobuko Hashimoto

16
再読。前回読んで感銘を受けたあと、自分でも輪読の授業を担当するようになったり、同僚の先生が学生との任意の読書会を立ち上げられたりして、最近また人と本を読むことについて考えている。月イチ書評連載で取り上げた。https://www.kansai-woman.net/Review.php?id=2012522017/12/03

鳩羽

12
素直にテキストを読み、そこから意味を読み取る。メンバーの意見を傾聴し、自分もまた発言する。読書会を通じて多角的なものの見方を学んだり、考えをまとめて発表することが充足に繋がる。作品批評や単なる娯楽ではない、生涯学習の一端としての読書のあり方を思わされた。読書マニアはこんな風に素直に自分の人生に引きつけた感想を言えないかもしれない。身近なテーマの本が良いのはその通りだろうが、年齢や性別が違うのは最初はハードルが高い気もする。思ったことがあっても、意見を聞き言うことが苦痛になるのでは。リタイア世代ならば…2016/04/11

Nobuko Hashimoto

10
著者は元高校の国語教諭。10年以上にわたる公立図書館の読書会の講師の経験をまとめている。継続の秘訣は、参加者が対等であること、みんなに発言発表の機会があること、正解を押し付けたりしないことか。メンバーは非常に濃い読書をされている。事前準備や感想・意見もそれぞれの個性が発揮されている。一緒に本の舞台に旅行もしたとか。とても興味深く読んだ。後半は著者の読書ノート(書評)から何作品か。お題の本以外の文献も参照し、主題を深く、かつ発展的に読みとられている。文章が綺麗で、流れや勢いがあるので一気に読める。 2016/01/26

るる

3
10年前の本だが、中身も大分古臭かった。読書会の話を聞きたかったのに、「本は、こんな風に深く読むんだよ(えっへん)」って感じ。読書会のメンバーが若いのが50代って時点で、知りたい話と違うなとは思ったが、テレビ、携帯、ゲーム、アニメなどは害でしかない、本こそ豊かな人間力を育むために至高なのだという、偏った考えで嫌いです。2016/03/12

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