幕末維新期漢学塾の研究

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幕末維新期漢学塾の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 794p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784874407394
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C3021

内容説明

これまで教育史、文化史、思想史などの研究分野において漢学塾を取り上げた先行研究はけっして少なくない。しかし、これまでの研究は大きく三つの点で、総合的見地からの研究として不十分だったと思われる。一つは、時代的に江戸期と明治期以降を区分し、両者の漢学塾を異なる対象として論じ、別々の方法で研究してきた。二つめには、研究対象が、個別の有名塾や学派を代表する塾、特定地域の漢学塾に限られ、有名でなくとも地域教育・文化の創造に看過できない役割をはたした塾が忘れられてきた。あるいは藩・府県単位でも研究の空白地域があった。三つめには、各個別、各地域の漢学塾が自己完結的にとらえられ、塾・塾師・塾生間の相互交流やネットワークが見えてこなかった。漢学塾の塾師は容易に別の塾に従学し塾生となる、そうしたネットワークもあった。以上のようなことから、幕末維新期という近世社会と近代社会を繋ぐ時代の、漢学塾の教育活動と教育機能の実態を総合的、多角的、多面的に、個々具体事例に即して実証的に解明することが本書の目的である。

目次

第1部 漢学塾教育の特質(幕末維新期における漢学塾―漢学者の教育活動;明治前期「漢学塾」の基本的性格;官学への転換期における林家塾昌平黌の実態―関係史料についての一考察 ほか)
第2部 江戸・東京、京都、大阪の漢学塾(江戸の漢学者とその塾;幕末江戸の漢学塾;明治初年の東京府の漢学塾―「明治五年・開業願書」を中心に ほか)
第3部 城下及び郷村の漢学塾(漢学私塾自南学舎考―郷村私塾の一例;埼玉県域における幕末維新期の漢学塾;在村知識人の学問と私塾―新潟県柏崎、藍沢南城の事例 ほか)

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