- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
100年続く店はどうつくる?京都・三条河原町ドーナツと珈琲の名店「六曜社珈琲店」のファミリー・ヒストリー。
目次
出発/八重子
新たな芽/修
100年へ/薫平
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
72
紆余曲折の歴史。董平の”成長期”は、喫茶店の盛衰や客層の変化など、世相の変化との苦闘の末に見出した一筋の光という感。金銭的な成否ではなく、生きる道。必ずしも端から珈琲一筋という訳ではない修の半生との対比、そして親子の葛藤の1つ1つからも、六曜社という「道」に必然だったという感。某作家のエッセイで興味を持ち、手に取った本著。次回京都を訪れる際は、是非六曜社に立ち寄りたい。記載イラストにも、味わいと温かみが滲んでいる。2021/04/05
あじ
38
刊行前から読みたい=知りたいと切望していた本書だったが、甲斐みのり/著「たべるたのしみ」で【六曜社】との太い繋がりを知ってからは“絶対読んでおかなくちゃ”に置き換えられた。京都の老舗喫茶【六曜社】の三代記は満州に始まる。珈琲屋台から出発した一代目、地盤を固めた二代目、一世一代の三代目と現在に至る。人が集まる所にカルチャーが発生し時代がうねる、そして粛々とした生が営まれる。一階、地下、BARと家族で持ち場に立ち続ける【六曜社】のファミリーヒストリー。2021/02/02
ばんだねいっぺい
32
満州の屋台からスタートして、泣く泣く「コニーアイランド」から「六曜社」となり、流転するまま、奥野修氏が音楽を連れてきて、スタバなどが台頭してきた薫平氏の時代となると、今度は先代の伝統との闘いがあって、最愛の家族からの理解を得られずに孤立する。短い文章に濃密なドラマが織り込まれている名著。薫平氏に共感して涙腺がゆるんだ。2020/11/15
羽
15
さまざまな過去(バックグラウンド)を持つ人が、一瞬交差する場所、喫茶店。その代表的な場所が、ここ、京都の老舗喫茶「六曜社」だ。1階の喫茶店、地下の喫茶店とバーという三つの顔を持ち、それぞれのマスターを創業者の孫と2人の息子が担う。1950年に営業を始めた初代マスターが亡くなり、現役マスターたちの老齢化も進んでいる六曜社。個人経営のカフェを守り続ける力は、マスターの努力だけではない。「カフェで読書する族」のわたしたちの、「チェーン店を選ばず、個人経営店を選ぶ」という、ちょっとした心がけのはずだ。2021/07/08
K1
11
100年続けることの大変さーその時々での決断の先に今がある。続けることとは、変えないことと変えていくことの選択の結果なのかも。2021/09/12




