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内容説明
声に出して読みたい、二十四節気の花ごよみ。粧い、貢がせ、毒を盛り…二十四の花々が語る、生きるための智恵とうつくしい日本の言葉、味覚、ならわしを一冊に。
目次
立春―遅刻する女。(フクジュソウ)
雨水―妬かれる男。(ヒヤシンス)
啓蟄―薹の立った女。(アブラナ)
春分―先を急ぐ男。(サクラ)
清明―貢がせる女。(チューリップ)
穀雨―結ばない女。(ヤマブキ)
立夏―飼いならす女。(ツツジ)
小満―染められる女。(アジサイ)
芒種―匂い立つ女。(クチナシ)
夏至―粧う女。(ハンゲショウ)〔ほか〕
著者等紹介
瀬尾英男[セオヒデオ]
編集者/ライター。1971年生まれ。出版社勤務を経てフリーランス
齋藤圭吾[サイトウケイゴ]
写真家。1971年生まれ。雑誌や書籍、広告など様々なメディアで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バニラ風味
24
美しい表紙。そして中の写真もすてきです。内容は、一年を二十四節気で区切り、立春から始まります。それぞれの季節に咲く花の写真が掲載され、その花が主人公になった短いストーリーが書かれているのですが、それがウイットに富んでいて、とても面白い。ある時は澄ました女性、ある時は、耐え忍ぶ男性など、その植物の生態にちなんだキャラクターに、くすっとなります。欄外の季節の行事、季節の言葉に時節の挨拶用語も勉強になりますね。手元において、活用したくなります。2018/04/06
まにまに
2
綺麗。手元に持っておきたい。 2018/03/16