目次
第1部 食を創る(レシピのオノマトペ―調理の手法を伝える表現;食感を表すオノマトペ―クックパッドのレシピに見るおいしさ表現)
第2部 食を評価する(「生クリーム、大好き。」―食べ物の嗜好は語りを通してどのように共有されるか?;会話における食の評価と言語行動―評価は食前から始まる;テレビの料理番組での視聴者が食べたくなる食べ物の評価)
第3部 食を教える(おいしさのカタカナ語の類義分析―「スイートな」「ヘルシーな」「フレッシュな」があらわす意味;トレンドスイーツをめぐるオノマトペのひろがり―チョコレートの味・香り・食感をどのように伝えるか;外国人介護士が悩む食事介助の相互作用フレーム―「ごっくん」から「嚥下」へ)
第4部 食を語る(「インド人もびっくり」から「だんご3兄弟」まで―食生活の引用による弁論パフォーマンス上の第3空間的駆け引き;大正期の『少女の友』の食のことば;どう描かれる?漱石・鴎外の“食べる”)
著者等紹介
ザトラウスキー,ポリー[ザトラウスキー,ポリー] [Szatrowski,Polly]
コーネル大学大学院博士課程修了。言語学博士。筑波大学大学院博士課程文芸言語研究科修了。文学博士。現在、ミネソタ大学言語学研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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