内容説明
バイタリティー溢れる独自の現地調査を行い、1世紀以上に渡り継承されてきた中国朝鮮語の全体像と変容方向性をとらえる。
目次
中国朝鮮語研究への招待
言語使用編(延辺朝鮮語における終止形語尾の社会言語学的考察;延辺朝鮮語の終止形語尾〓に関する一考察;遼寧省朝鮮語における友人談話の発話形式―基層方言との関係という観点から;遼寧省朝鮮語における中老年層談話の発話形式―終止形語尾の出現に注目して;ハイブリッド言語としての黒龍江省朝鮮語;黒竜江省朝鮮語における中老年層談話の発話形式―基層方言の出現に注目して;中国朝鮮語話者と韓国語話者の接触場面における談話の特徴)
言語意識編(中国朝鮮族第4、5世代の言語使用と意識―主に吉林省の高校における質問紙調査の結果から;遼寧省朝鮮語話者の言語使用と意識―瀋陽市朝鮮族高校における質問紙調査の結果から;黒龍江省朝鮮語話者の言語使用と意識―哈爾浜市朝鮮族中学校、高校における質問紙調査の結果から;在外朝鮮族の言語使用と意識―北京市、広東省、京畿道在住者の比較から)
結論
付録
著者等紹介
〓木丈也[タカギタケヤ]
慶應義塾大学総合政策学部専任講師。東京外国語大学外国語学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了(博士(文学))。専門は朝鮮語学、方言学、談話分析。2016年10月朝鮮学会研究奨励賞受賞、2018年9月より韓国方言学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 異世界ちゃんこ 横綱目前に召喚されたん…