内容説明
大学初年次から大学院、そして、実社会で求められるライティングとは。パラフレーズ、スキーマ、ルーブリック、コーパス、さまざまな視点から学習者の学びを考察する。
目次
第1部 大学におけるライティング教育研究の視点(大学と社会をつなぐライティング教育の視点;大学教育から見たパラフレーズの諸相;ライティング活動とその内際から獲得する論文スキーマ;ルーブリックによるライティング評価とアセスメント;コーパスを活用した文章の言語学的分析)
第2部 さまざまなライティング教育―実践・人材育成・啓発へ(初年次教育におけるライティング教育―組織的な取り組みと実践の一例;専門教員との連携を生かしたアカデミック・ライティング能力育成の試み―法学部新入生を対象にした導入ゼミナールを例に;エンジニアを目指す工学系学生に必要なライティング教育とは―学生と社会人へのライティングに関する調査から;ライティングを支援できる人材の育成―大学院生を対象とした教育実践;職場とつながるライティング教育―相互理解・問題解決・協働を可能にするケース学習;現職看護師のライティング活動支援の試み―経験への信頼と新しい学習スキルを)
著者等紹介
村岡貴子[ムラオカタカコ]
大阪大学教授、博士(言語文化学)
鎌田美千子[カマダミチコ]
宇都宮大学准教授、博士(学術)
仁科喜久子[ニシナキクコ]
東京工業大学名誉教授、博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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