日本語教育のための言語テストガイドブック

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  • サイズ A5判/ページ数 247p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784874246528
  • NDC分類 810.7
  • Cコード C1081

出版社内容情報

日本語能力試験、BJTビジネス日本語能力テスト、OPIなど、運用中または開発中の大規模日本語テストについて、その開発者、開発に関与した研究者たちが、テストの背景・目的・開発プロセス・運用実績などを分かりやすく紹介。

言語テストは、学習者の進学、就労、昇進、留学など、さまざまな局面において影響力を持っていながら、実際にはどのようなテストがあり、どのような趣旨で、どう作られているのかについて、教師や研究者が知る機会は多くない。本書では、日本国内で受けることのできる日本語のテストを取り上げ、開発者もしくは開発に深く関与した研究者が、そのテストの背景・目的・開発プロセスなどを惜しみなく語り、今後の言語テストの開発に役立てようというものである。

第1章 言語テストを捉える
李 在鎬

第2章 日本語能力試験
大隅 敦子・谷内 美智子

第3章 BJTビジネス日本語能力テスト
小野塚 若菜

第4章 J-CAT(Japanese Computerized Adaptive Test)
今井 新悟

第5章 TTBJ(Tsukuba Test-Battery of Japanese)
酒井 たか子・加納 千恵子・小林 典子

第6章 SPOT(Simple Performance-Oriented Test)
小林 典子

第7章 OPI(Oral Proficiency Interview)
鎌田 修

第8章 「生活者としての外国人」のための日本語能力判定
村上 京子

第9章 日本語語彙認知診断テスト
孫 媛・島田 めぐみ・谷部 弘子

第10章 コンピュータによる日本語口頭能力テスト
安高 紀子

第11章 大規模言語テストの世界的動向:CEFRを中心として
野口 裕之

【著者紹介】
李 在鎬(り じぇほ) 筑波大学人文社会系准教授

内容説明

大規模日本語テストの舞台裏を語る!各テストの生まれた背景・目的・開発プロセス・運用実績などが分かる。CEFRの研究を中心に、大規模言語テストの世界的動向が分かる。

目次

言語テストを捉える
日本語能力試験
BJTビジネス日本語能力テスト
J‐CAT(Japanese Computerized Adaptive Test)
TTBJ(Tsukuba Test‐Battery of Japanese)
SPOT(Simple Performance‐Oriented Test)
OPI(Oral Proficiency Interview)
「生活者としての外国人」のための日本語能力判定
日本語語彙認知診断テスト
コンピュータによる日本語口頭能力テスト
大規模言語テストの世界的動向

著者等紹介

李在鎬[リジェホ]
1973年韓国生まれ。京都大学大学院人間環境学研究科(博士課程)修了、博士(人間環境学)。現在、筑波大学人文社会系准教授。専門は認知言語学、計量言語学、第二言語習得論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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