フィードバック研究への招待―第二言語習得とフィードバック

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  • サイズ A5判/ページ数 185p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784874246436
  • NDC分類 807
  • Cコード C3080

出版社内容情報

外国語を教える教室で学習者の発話や作文に誤りがあったとき,教師は訂正したほうがいいのだろうか。口頭でのインタラクションやライティングにおける学習者の誤りへのフィードバックに関する最新の研究成果を紹介する。

外国語を教える教室で学習者の発話や作文に誤りがあったとき,教師は訂正したほうがいいのだろうか。口頭でのインタラクションやライティングにおける学習者の誤りへのフィードバックに関する最新の研究成果を紹介する。

第1章 第二言語習得過程と教室指導
第2章 ヴァーバル・インタラクションと訂正フィードバック
第3章 口頭訂正フィードバックの効果
第4章 ライティング研究とフィードバック
第5章 協働的フィードバックとしてのピア・レスポンス

【著者紹介】
東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。お茶の水女子大学人間文化研究科博士前期・後期課程修了。博士(人文科学)。アーク・アカデミー等の日本語学校非常勤講師、東京大学留学生センター特任講師等を経て、麗澤大学外国語学部・同大学院言語教育研究科准教授。専門は第一・第二言語習得、日本語教育。著書に『第一・第二言語における日本語名詞修飾節の習得過程』『日本語を教えるための第二言語習得入門』(くろしお出版)ほか

内容説明

教師は学習者の誤りを訂正したほうがよいのだろうか―訂正をめぐる、さまざまな疑問に挑む。

目次

第1章 第二言語習得過程と教室指導(学習者言語の発達;肯定証拠と否定証拠 ほか)
第2章 ヴァーバル・インタラクションと訂正フィードバック(ヴァーバル・インタラクション;口頭訂正フィードバック ほか)
第3章 口頭訂正フィードバックの効果(外国語教授法での誤りの扱い;誤りの訂正への意識 ほか)
第4章 ライティング研究とフィードバック(ライティング・フィードバックとは;TruscottとFerrisの論争 ほか)
第5章 協働的フィードバックとしてのピア・レスポンス(協働的フィードバックとしてのピア・レスポンスの特徴;PRと作文の質の向上との関係 ほか)

著者等紹介

大関浩美[オオゼキヒロミ]
麗澤大学外国語学部准教授。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科国際日本学専攻博士後期課程修了。博士(人文科学)

名部井敏代[ナベイトシヨ]
関西大学外国語学部・外国語教育学研究科教授。ペンシルベニア大学大学院教育学研究科TESOL専攻修士課程修了。トロント大学大学院オンタリオ教育学研究所第二言語教育専攻博士課程修了。博士(第二言語教育)

森博英[モリヒロヒデ]
日本大学経済学部教授。上智大学大学院外国語学研究科言語学専攻修士課程修了。カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院応用言語学・英語教育学研究科応用言語学専攻博士課程修了。博士(応用言語学)

田中真理[タナカマリ]
名古屋外国語大学外国語学部教授。国際基督教大学大学院比較文化研究科博士前期課程修了。博士(学術)

原田三千代[ハラタミチヨ]
三重大学教育学部国語教育講座特任講師。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了。博士(人文科学)。2007年度日本語教育学会林大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ちーず

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卒論の参考文献。特に4・5章を中心に読んだので前半は流し読みです。(最初は読みながら寝てたんですが切羽詰まって読んだらどんどん中身が入ってきて、モチベってこういうことかと自分に苦笑しました) その名の通り、FB研究についての流れが系統立てで載ってます。研究なので実践例そのまま!って訳じゃないですが参考になるものはたくさん。研究の道筋を照らしてくれたありがたい1冊。2018/01/20

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