Good Writingへのパスポート - 読み手と構成を意識した日本語ライティング

個数:

Good Writingへのパスポート - 読み手と構成を意識した日本語ライティング

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B5判/ページ数 189p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784874246184
  • NDC分類 816.5
  • Cコード C1000

出版社内容情報

相手に伝わる、効果的かつ魅力的な文章をかけるようになろう!ライティング研究の成果を取り入れた「日本語表現法」テキスト。タスク・練習問題で実践的に学べる。評価基準表・チェックシート・文章構成要素一覧付。2色刷。

本書では,日本語で,形式面でも内容面でも効果的かつ魅力的な文章が書けることを目指します。方法としては英語のessay(日本語「エッセイ」とは異なり、英語のessayは小論文のようなものです)の書き方,具体的には「パラグラフ」(日本語の「段落」に近い)の概念やessayの発想法を日本語の文章執筆に取り入れていきたいと思います。英語のessayでは序論,本論,結論という文章全体の構成に加え,各「パラグラフ」内の構成が明確に決まっています。1つのパラグラフに書くトピック(アイディア)は1つです。また,essayでは「読み手」を想定し,自分のことばかり書くことはありません。日本語と英語とでは文構造も違い,そのまま日本語の文章に置き変えることが難しい部分もあるでしょうが,アカデミック・ライティングやビジネス・ライティングのように「人」に読んでもらうための文章には,英語のessayの書き方は参考にできると思います。(まえがきより)

PART I イントロダクション:Good writingを目指そう
Lesson 1 Good writingに必要なこと
Lesson 2 文章の種類と目的
Lesson 3 文章の構成

PART II パラグラフ・ライティング:文章の種類と構成を意識しよう
Lesson 1 ナラティブ
Lesson 1-1 客観的報告のナラティブ
Lesson 1-2 自分について語るナラティブ
Lesson 2 描写
Lesson 2-1 客観的描写
Lesson 2-2 心情を重ねた情景描写
Lesson 3 説明
Lesson 3-1 手順・過程
Lesson 3-2 定義
Lesson 3-3 分類・例示
Lesson 3-4 比較・対照
Lesson 3-5 原因・結果
Lesson 4 論証

PART III ミックス・モードのパラグラフ・ライティング:リサーチして書いてみよう
Lesson 1 リサーチペーパーとは
Lesson 2 発想法
Lesson 3 情報収集
Lesson 4 アウトラインから執筆へ
Lesson 5 執筆・推敲から完成へ
Lesson 6 実際の執筆
 ワークシート

PART IV 資料
プロンプトの一覧表
Good writingのための評価基準:トレイト別・基準説明
チェックリスト読み手用
チェックリスト書き手用

【著者紹介】
田中 真理(たなか・まり)

国際基督教大学大学院比較文化研究科博士前期課程修了。博士(学術)(2001年)。
国際基督教大学教養学部講師,電気通信大学国際交流推進センター助教授を経て,
現在,名古屋外国語大学外国語学部・大学院国際コミュニケーション研究科教授。
専門は,日本語教育(第二言語としてのライティング,第二言語習得)
論文に「第二言語としての日本語ライティング評価基準とその作成過程」(共著,国立国語研究所(編)『世界の言語テスト』くろしお出版, 2006),「学習者の習得を考慮した日本語教育文法」(野田尚史(編)『コミュニケーションのための日本語教育文法』くろしお出版,2005)など。

阿部 新(あべ・しん)

東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(学術)(2005年)。
マドリード・アウトノマ大学文学部客員講師,名古屋外国語大学外国語学部専任講師を経て,現在,名古屋外国語大学外国語学部・大学院国際コミュニケーション研究科准教授。
専門は,社会言語学・方言学(方言接触,方言意識),日本語教育(言語学習ビリーフ)
著書に『小笠原諸島における日本語の方言接触―方言形成と方言意識―』(南方新社,2006)など。