リテラシーズ叢書<br> マイノリティの社会参加 - 障害者と多様なリテラシー

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リテラシーズ叢書
マイノリティの社会参加 - 障害者と多様なリテラシー

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784874246177
  • NDC分類 378
  • Cコード C1037

出版社内容情報

障害、性別、年齢、人種、宗教などの少数派である「マイノリティ」の中から、本書は「障害」を採りあげ、その世界の多様なリテラシーの視点から、教育と社会のあり方を考える。英語執筆者の原文は、WEBサイトにて配信予定。

本書のテーマは「多様なリテラシー」である。全編を通して「リテラシー」とは何かを考え,マイノリティ言語話者のリテラシーと社会参加を考える。以前は「マイノリティ」とは,在日コリアンや日系ブラジル人といった,いわゆる民族モデルを意味したが,現在は,障害,性別,年齢,人種,宗教,性的指向等にも同様に用いられている。本書では,特に「障害」を採りあげ,その世界の多様で,複雑,課題に満ちて,しかも豊かなリテラシーを見,教育と社会のあり方を考える。障害者施策,マイノリティ施策が大きく動きつつある現代にあって,障害当事者の声を出発点に,施策から教育現場までを考えたい。「障害=福祉の対象」ではなく,いきいきと自身の個性を生かしつつ社会に参加する,十全たる市民が育つことこそ,望まれる社会の姿であろう。そして,それは適切な教育のあり方,社会のあり方によって実現可能なはずである。(「序」より)

序 少数派のリテラシーと社会参加(佐々木 倫子)

◇ ◇

▼第1部 当事者が語る教育と社会の現実▼

第1章
ビジュアル・リテラシーの重要性
―1ディスレクシア当事者の声(神山 忠)

第2章
テクノロジーとリテラシーの多様性
―1ロービジョン当事者の声(森田 茂樹)

第3章
聴者の家庭に生まれた1ろう者の声(小野 広祐)

第4章
デフファミリーに生まれた1ろう者の声(川島 清)

第5章
モンスターの分析
―不確かな人類学とろうのスーパーヒーローの生い立ち(ヴァレンティ,ジョセフ M)

第6章
ろう者がろう者に聞く
―ろう学校でリテラシーは育成されたか(中山 慎一郎)


▼第2部 当事者と社会参加▼

第7章
当事者と非当事者(斉藤 道雄)

第8章
デフ・インタープリター入門(アダム,ロバート)

第9章
ろう児に対する教育政策
―障害児教育かマイノリティ言語教育か(岡 典栄)


▼第3部 社会のバリアフリー化と多様なリテラシー▼

第10章
情報のユニバーサルデザイン(あべ やすし)

第11章
ろう児のバイリンガル・リテラシーの育成(ガラテ,マリベル)

第12章
マイノリティと多様なリテラシー(佐々木 倫子)

◇ ◇

あとがき 当事者と非当事者の協働(佐々木 倫子)

索引

【著者紹介】
佐々木倫子(桜美林大学大学院 言語教育研究科)

感想・レビュー

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ドシル

3
日本の社会では障害者イコール助けるべき対象という土壌があるように思う。「障害者」というのは、「社会に障害があり困難がある」人々なんだと思う。社会が医学モデルでの、見方から脱皮し社会モデル、ひいては文化モデルでマイノリティを見るのが当たり前になると生きにくさがなくなる人がいるんだろうと思う。2015/09/09

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