出版社内容情報
学会誌『日本語文法』12巻2号。特集「複文研究の一視点―時間と様相の相互作用―」収録。鈴木泰/長谷川信子/有田節子/田窪行則/丹羽哲也/飯嶋肇/高恩淑/宮田公治/葉秉杰/鈴木彩香/岩男考哲/久保田一充/秋田喜美
学会誌『日本語文法』12巻2号。特集「複文研究の一視点―時間と様相の相互作用―」収録。鈴木泰/長谷川信子/有田節子/田窪行則/丹羽哲也/飯嶋肇/高恩淑/宮田公治/葉秉杰/鈴木彩香/岩男考哲/久保田一充/秋田喜美
【特集】複文研究の一視点―時間と様相の相互作用―
日本語史における条件=時間=理由関係の表現方法とムード・テンスの変化
鈴木 泰
現代版「係り結び」としてのト条件節構文:CP構造における従属節と主節の呼応
長谷川 信子
複文研究の一視点:時制とモダリティの接点としての既定性
有田 節子
時間の前後関係としての日本語テンス・アスペクト
田窪 行則
【研究論文】
連体修飾節構造における相対補充と内容補充の関係
丹羽 哲也
代用表現専用形式としての形式名詞「やつ」
飯嶋 肇
「動詞の意志性」を問う:可能形式との関わりを中心に
高 恩淑
評価文副詞「~ことに」の制約:事柄の評価に関わる形容詞類の類型
宮田 公治
用法基盤モデルによる[[X]動詞連用形]複合語の生産性に関する考察:付加詞複合語と解釈されるものを例に
葉 秉杰
日本語オノマトペ述語の形式について:スル・シテイル・ダの選択基準を中心に
鈴木 彩香
「と言う」の条件形を用いた文の広がり
岩男 考哲
「息子は明日運動会がある」構文:「予定」を表す「象は鼻が長い」構文の変種
久保田 一充
【書評論文】
鍋島弘治朗著『日本語のメタファー』
秋田 喜美