日本語教育と音声

日本語教育と音声

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  • サイズ A5判/ページ数 267p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784874244128
  • NDC分類 810.7
  • Cコード C3081

内容説明

日本語学習者の音声の実態に迫る。音声研究・音声習得研究・音声教育研究の視点から理論と実践の統合を試みた、新しい音声習得研究へのアプローチ。

目次

第1部 日本語教育と音声の関わり(日本語音声の研究と教育における課題;日本語学習者の音声に関する問題点;大人になってからでも発音の習得は可能か;「発音の達人」とはどのような学習者か)
第2部 日本語音声の研究と教育(外来語研究の視点―日本語教育の立場から;プロソディーの基礎研究と日本語教育;VT(ヴェルボ・トナル)法による日本語音声指導)
第3部 日本語音声の習得(中国語母語話者における日本語の有声・無声破裂音の混同;韓国語を母語とする上級日本語学習者によるザ行音の習得;「い形容詞+ナイ」の表現意図と韻律的特徴―北京語・上海語話者を対象とした録音実験から;「ヨクナイ」の表現意図の聞き取り―日本語母語話者と韓国人日本語学習者を対象とした聴取実験から;日本語学習者の韻律の習得に教室内指導が果たす役割―複合語のアクセントを例として)

著者等紹介

戸田貴子[トダタカコ]
早稲田大学大学院日本語教育研究科教授。1989年オーストラリア国立大学文学部言語学科卒業(BA First Class Honours)、1997年同大学大学院博士号取得(Ph.D.)。オーストラリア国立大学、筑波大学を経て、2000年早稲田大学日本語研究教育センター講師に着任。同センター助教授・早稲田大学大学院日本語教育研究科助教授を経て、2006年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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宵子

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日本語教育において説明されているようであまり研究が進んでないらしい音声について書かれたもの。早稲田大学の例が多い。 無論、言語学における音声について知るのにも有効。 また日本語教育と音声のため、様々な教授法と音声の関わり方も書かれており、教授法の勉強にもなる。 各章のタイトルから見て中国&韓国母語話者と音声の関係が多く触れられているように見えたが、意外と旧ソ連出身の学習者の例が多くて面白かった。2013/06/04

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