出版社内容情報
本書は、長年アメリカで日本語教育に携わった著者が、最近の言語学研究をふまえて書いた日本語文法書。学習者の視点から従来の文法説明を見直し、発話の動機がよくわかるように解説されている。
内容説明
学習者の視点から見直す日本語文法。最近の言語教育学・言語学の理論をもとに「なぜそうなるのか」をわかりやすく解説し、実践に導く安心の一冊。
目次
日本語を教えるための基礎
日本語とはどんな言語か―学習者への日本語概論
名詞と形容詞
動詞
指示詞コソアド
助詞
単文のテンスとアスペクト
モダリティ表現
存在の表現と比較表現
受動表現
使役表現
授受表現
敬語表現
複文
副詞節
条件表現(1)事実条件文
条件表現(2)仮定条件文
著者等紹介
富田英夫[トミタヒデオ]
1975年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。1986年、オハイオ州立大学大学院修士課程修了(専門領域:日本語言語学)。1988年、オハイオ州立大学大学院修士課程修了(専門領域:言語学)。1995年、オハイオ州立大学大学院博士課程修了(Ph.D.専門領域:言語教育学)。ケニオン大学外国語学部日本語科、準教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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