内容説明
本書は、全体の序論および理論的な考察を行っている部分、日本語の類別詞を認知意味論に基づいて考察した諸論考を収めている部分と、ビルマ語とネワール語の類別詞に関する考察を含め、日本語と異なった類別詞の体系に触れることによって日本語の類別詞の体系が典型的であるという思い込みを是正する狙いを持つ3つの部分からなっている。
目次
第1部 序論:理論的背景(「類別詞」とは何か;類別詞と認知様式の相関に関する理論的考察;非類別詞/類別詞言語を決定する要因について)
第2部 日本語の類別詞(日本語の類別詞の特性;形状類別詞「粒」の用法とまとまり性;“人間”に関わる類別詞―「者」と「名」を中心に;頭/匹/羽の用法とカテゴリー化の過程;類別詞「個」と「つ」の認知的考察)
第3部 ビルマ語とネワール語の類別詞(類別詞の用法からみたビルマ語の語彙特徴;ネワール語の類別詞)
著者等紹介
西光義弘[ニシミツヨシヒロ]
神戸大学
水口志乃扶[ミズグチシノブ]
神戸大学
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