内容説明
現在研究分野としてその重要性が唱えられている第二言語習得研究に注目し、日本語での研究を中心に過去の研究と現状、今後の研究方向について英語と日本語でまとめた。
目次
第1章 第二言語としての日本語習得におけるインプットと相互交流の役割
第2章 AJSL研究における社会言語学的・相互行為分析的視点―目標言語の使用とその文脈への注目
第3章 競合モデルに基づく第二言語習得研究の論点―日本語習得の視点から
第4章 日本語における語彙習得
第5章 外国語としての日本語の読み・読解研究
第6章 第二言語における作文研究の現状
第7章 学習者の個人差:学習者の情緒的要因と日本語教育
第8章 日本語CALLの現状と今後
著者等紹介
畑佐由紀子[ハタサユキコ]
アイオワ大学アジア言語アジア研究科准教授。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校言語学科大学院にてPh.D.取得。1994年より現職。専門は第二言語習得。日本語教授法
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