内容説明
「早期英語教育なんてとんでもない!」「私の子育てとは全く無縁」と思っていたバイリンガル子育て。二ヶ国語が母語ってどういうこと?バイリンガル子育てを決意した理由は?母親としての思いとは?父親はどうすればいい?ちょっと過激(?)で刺激的。湯川先生のスーパー子育て12年、一挙公開。
目次
第1章 バイリンガル子育ての始まり
第2章 バイリンガル子育て順風満帆
第3章 4才の壁、我が子の個性と学校不適応、そして私の迷い
第4章 ハワイより帰国、今度はスウェーデンへ
第5章 めまぐるしい言語シフト、スウェーデン行きの成果、帰国子女の言語能力
第6章 帰国後4年、英語学習の時期
第7章 バイリンガル子育ての成果
著者等紹介
湯川笑子[ユカワエミコ]
1954年滋賀県彦根市生まれ。京都府立大学(文学士)、ペンシルバニア州立ミラーズビル大学(M.E.d)、ハワイ大学(M.A.)を経て、ストックホルム大学バイリンガリズム研究センターで博士号(Ph.D.)を取得。現在、京都ノートルダム女子大学英語英文学科助教授
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感想・レビュー
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かっぺ(こと悩める母山羊)
1
あくまで著者の子供の早期英語教育体験談として読む本だと思う。著者夫婦の能力に依るところが大きいため、一般的な教育メソッドとしては確立できない。またバイリンガルを英語と日本語に限定しており、息子の学校での不適応を多言語教育の原因ではないとしながら、原因を他に追求せず、単に個性の問題としてしまっている。著者の大変な苦労は察するに余りあるが、参考にはならないと思った。2010/01/09
Yoshiヨッシー
0
もともとバイリンガル教育には反対の立場であった著者のバイリンガル教育記。私自身の経験からもバイリンガル教育は一筋縄ではいかないと思っているので、やるなら達成レベルを明確にして、本気で取り組む必要があることを再認識した。個人的には労力過多で一般家庭では無理だと思う。2019/02/17