出版社内容情報
日本語の構造を「トラス型序列構造図」という新しい枠組みをたてて考察する。南不二男氏らこれまでの構文研究を回顧・分析し、独自の理論を展開。序文/宮地裕
内容説明
本書は、「素形」から「作品」にいたる8つの言語単位体のそれぞれについて、Warren trussに似た「文法トラス」型の「機能構造」として、日本語の単位体構成を全面的に論究したものである。
目次
序章 構文の重層性の研究
第1章 言語単位体の機能構造
第2章 機能分類と機能構造
第3章 用言文節組成語の機能構造
第4章 現代日本語の機能構造