社会言語学概論―日本語と英語の例で学ぶ社会言語学

社会言語学概論―日本語と英語の例で学ぶ社会言語学

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784874241356
  • NDC分類 801.03
  • Cコード C3080

出版社内容情報

「ことばは社会を文脈としてどのように変化するのか」を発音・語形・統語・語彙・性差などから詳しく概説。また社会言語学と第2言習得、方言習得といった関連分野についても言及。

内容説明

本書は、社会を文脈とすることばの変化研究を目指す、社会言語学とはどのようなものか、またこれまでにどのような成果が得られたかを解説、紹介することを目標とする。すなわち、現在進行中のことばの変化を捉え、それを引き起こす社会的要因は何かを探ろうとする社会言語学を本格的に解説したものである。しかし、本書は単にいろいろな先行研究の紹介という域に留まらず、データの集め方、分析法、具体的な問題のありかなどにも光を当てようとするかなり高度の内容を含んだ、研究書の性格もあわせもつものである。

目次

発音変異
語形
統語構造
語彙
性差
社会言語学と他の分野

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobu A

3
解っているようでよく解っていないような、あまりにも社会に溶け込んでいる社会言語学。筆者の1人が現職の学長というのもあり、(中古)購入し、復習を兼ねてざっと流し読み読了。方言学や言語地理学に代わり、言語の変異変異の全体像の解明を試みる社会言語学。発音変異、語形、統語構造、語彙、性差と網羅。ちょうど20年前の1997年初版。インターネットの普及が社会的要因の大きな一つになる可能性を考えると、若干隔世の感。大学院時代を懐かしく思いながら、基本を押さえ、お浚いに役に立った。2017/02/09

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