内容説明
Ａｃａｄｅｍｙ ｏｆ Ｏｓｓｅｏｉｎｔｅｇｒａｔｉｏｎの、ワークショップにおいて科学的エビデンスに基づいた手法により現代のインプラント歯学のコンセンサスをどのように得たかを知る貴重な記録。８領域の臨床的な疑問を設定し、臨床データを厳密な基準のもとにエビデンスに基づいた手法を用いて評価した。
目次
ワークショップはエビデンスに基づいた手法をどのように発展させてコンセンサスを得たのか
現代のインプラント歯学を評価するためのメタアナリシスによるアプローチ
１ インプラントを支台とする固定性／可撤性義歯への負荷時期は治療結果にどのように影響するのか？
２ インプラントの埋入に十分な骨支持を獲得するためにもっとも成功する骨増生法は何か？
３ １歯欠損の補綴が必要な症例において、インプラント支持補綴は天然歯支持補綴と比較してどのような結果をもたらすのか？
４ 根管処置必要歯において、歯内療法を行った補綴処置の治療結果はインプラント支持補綴と比較して何が異なるのか？
５ インプラント補綴のタイプは無歯顎患者の治療結果にどのように影響するのか？
６ インプラント補綴のタイプは部分欠損患者の治療結果にどのように影響するのか？
７ 喫煙、糖尿病、歯周炎はインプラントの治療結果にどのように影響するのか？
８ 抜歯窩へのインプラント埋入時期は治療結果にどのように影響するのか？
著者等紹介
赤川安正［アカガワヤスマサ］
広島大学大学院医歯薬学総合研究科先端歯科補綴学研究室・教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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