内容説明
本書は、小児歯科を専門としている歯科医師や、小児歯科を標榜している歯科医師が、子どもの噛み合わせの成長過程を適切に管理できるように、この時期に見られる顎顔面の成長と咬合発育の特徴を解説するとともに、咬合異常の診断と治療計画について、症例を示して図説することを目的としている。また治療計画の根拠となっている資料を示して、診療を実施する際に必要なインフォームドコンセントの確立を容易にし、成長期の咬合管理を成功させることを意図したものである。
目次
第1章 成長期の咬合に影響を及ぼす因子
第2章 成長期に実施する咬合調整
第3章 保隙
第4章 永久歯の萌出誘導
第5章 チンキャップによる骨格性反対咬合の治療
第6章 資料:成長期咬合管理の臨床統計
第7章 各種装置の選択・設計と技工指示書の書き方
著者等紹介
大森郁朗[オオモリイクオ]
DDS,PhD.鶴見大学名誉教授。日本小児歯科学会名誉会員・小児歯科認定医。日本小児口腔外科学会名誉会員。口腔病学会名誉会員。IADR終身会員
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