内容説明
この本の目的は、口腔外科、保存科、矯正、補綴など、歯科のいろいろな領域での適応症を模索し、その逆に、架空の理想論(夢)に終止符を打つことにもある。集約された多くの症例から、自家歯牙移植の真の役割を考える判断基準を提供した。
目次
GTR膜の自家歯牙移植への応用
骨移植材の自家歯牙移植への応用
骨移植部への歯の自家移植の応用
歯の凍結保存の現況
矯正治療への自家歯牙移植の応用―歯の移動のための移植の問題点
口腔外科的疾患への歯の自家移植の応用
保存領域における自家歯牙移植の活用
小児歯科領域での自家歯牙移植の応用
補綴歯科領域での自家歯牙移植の応用(包括歯科診療のなかでの歯牙移植のあり方―力と炎症のコントロールのなかで;補綴設計と自家歯牙移植)
自家歯牙移植とMTM〔ほか〕