内容説明
無歯顎補綴医療のあり方を30年にわたって、実際の臨床のなかで追い求めてきた阿部理論の集大成。全3講にわたる無歯顎医療の考え方と実際への心にくいばかりの記述には、阿部理論の背景に流れる“リハビリテーション医療”の真髄が、奥深く示されている。
目次
第1章 無歯顎補綴医療の問題点と対策
第2章 診断と予後
第3章 無歯顎の印象調製
第4章 エイブ咬合器とShilla System
第5章 人工歯列の構成と咬合採得
第6章 人工歯の選択と拝列
第7章 S‐Aブレード臼歯について
第8章 ワックス・デンチャー
第9章 イボカップ・システムによる重合
第10章 完成義歯の装着と患者教育
第11章 システマティックな診断―予備印象から診療計画
第12章 リニア・テクニックによる総義歯調製法の実際
第13章 治療用義歯を活用した無歯顎補綴医療