内容説明
土地の記憶の詰まったタイムカプセルを開こう!路上で目にするあの石碑、あの石垣、あの道筋…、身近すぎて見過ごしがちな歴史の痕跡を古地図、写真、伝承などをもとに探ります。いつも見ているアレには驚きの秘話が隠されているかもしれません。
目次
1 海の遺構で臨海都市の顔を知る(筥崎宮の参道入口にある巨大な灯篭;海から約3キロ離れた住吉神社前の池は海の痕跡?! ほか)
2 暗渠や川跡をめぐる(天神・今泉周辺が冠水した理由を古地図から考える;現・国体道路周辺が描かれた江戸時代末期の絵図 ほか)
3 天神の1000年(鎌倉時代、天神は海の中だった?!;天神の名前の由来となった水鏡天満宮 ほか)
4 歓楽街の痕跡(旧柳町を歩く;清川にある不思議なロータリーから見る歓楽街の歴史 ほか)
5 街で見つけた交通遺構(廃線跡の橋、室見川の筑肥橋;筑肥線廃線跡の梅光園緑道 ほか)
著者等紹介
山田孝之[ヤマダタカユキ]
福岡を中心とした九州内外の歴史トリビア、珍スポット、レトロネタを紹介するブログ「Y氏は暇人」を運営。古地図や古写真など紙モノの蒐集も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
くわずいも
2
秋になったら、この本片手に探険しよっかな!2017/08/29
うれしの
0
2016年読了分。「土地の記憶の詰まったタイムカプセルを開こう!」街の発展の裏で旧き良きものがどんどん消えていくけど、よく見ればまだこんなに残っているわけです。傑作本です。著者の探究心とプレゼン力の高さは素晴らしく、心からリスペクトしております。2017/02/19
チョビ
0
福岡に住んでいる方は「あー、はいはい。」なんでしょうねえ。タモさんにも読んで欲しい一冊!2016/02/22
DMiyagi1
0
面白い2020/08/13
toshiyuki83
0
新しい視点を持てる本 2018/11/30