内容説明
明治の新時代、樺戸集治監(監獄)の初代典獄(監獄の長)として北海道開拓の命を受け、囚徒と共に原生林を開墾し「月形村(現月形町)」を誕生させるまでの苦難の道のりや、九州鉄道の敷設など、時代という巨大な荒波に揉まれながらも、静かに力強く我が道を進んできたその人生を辿る。月形潔初の評伝!
目次
福岡大変(月形潔誕生;月形家の人々;ペリー来航 ほか)
北海道を拓く(北海道へ;北海道回覧記;集治監建設へ ほか)
ふるさとへ(九州鉄道会社発足;三池集治監;第二回衆議院選挙 ほか)
著者等紹介
桟比呂子[カケハシヒロコ]
北九州市生まれ。劇作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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