内容説明
福岡県と大分県の県境に位置する英彦山・犬ヶ岳山地は、修験者の行場であったため手つかずの自然が残る。長年の浸食作用で形成された複雑な山容と多様な環境下に生育する1000種以上の植物のうち、希少種を中心に370種を紹介。大型台風による被害状況と再生活動、急増するニホンジカの食害も解説。
目次
種子植物 裸子植物
種子植物 被子植物
シダ植物
解説・資料編
著者等紹介
熊谷信孝[クマガエノブタカ]
1936年福岡県田川郡赤池町上野に生まれる。1960年岡山大学理学部生物学科卒業。福岡県立田川高等学校教諭(1962‐1997年)、植物地理・分類学会会員、KBC水と緑の委員会委員、福岡県環境教育アドバイザー、日本自然保護協会自然観察指導員など。専門は植物形態学および生態学。1997年福岡県教育文化功労者表彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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