内容説明
茶祖栄西、茶聖利休、利休参禅の師・古溪宗陳、そして秀吉も足跡を残した筑前。小早川隆景、黒田如水ら武将と茶の湯の関わりを尋ね、福岡藩重臣立花実山編述とされる利休茶の湯の伝書「南方録」の伝写過程を跡づける。
目次
第1章 芦屋釜のふるさと遠賀郡芦屋
第2章 「利休釜掛けの松」についての疑問
第3章 利休参禅の師・古溪宗陳の博多配流
第4章 小早川隆景と茶の湯
第5章 黒田如水と茶の湯
第6章 津田宗及と江月和尚
第7章 二天一流の達人立花峰均
第8章 京都の豪商大文字屋五兵衛と立花実山
第9章 貝原益軒と茶の湯
第10章 茶書「南方録」の伝写と笠原道桂
第11章 俳人諸九尼と立花増昆
著者等紹介
松岡博和[マツオカヒロカズ]
昭和23(1948)年3月、福岡県京都郡生まれ。福岡市東区在住。九州大学卒業。福岡地方史研究会幹事、福岡県地方史研究連絡協議会監事、茶の湯文化学会及び玖珠郡史談会の会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
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