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対馬往還記

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  • サイズ B6判/ページ数 466p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784874157510
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

小西行長・加藤清正ら諸大名、景轍玄蘇・松雲大師惟政ら外交僧、謎の降倭・沙也可、そして日・朝の狭間で苦慮する対馬宗家…多彩な人物像と史実の背後にまで迫り、日・朝・明3国変容の契機ともなった戦役を壮大な構想のもとに描き上げた長編小説。

著者等紹介

示車右甫[ジシャユウホ]
1931(昭和6)年、福岡県に生まれる。1950(昭和25)年、福岡市立博多工業高等学校卒業。2004(平成16)年、東福岡信用組合退職。著書『断食者崩壊』(1967年、福岡市民芸術祭賞・小説部門の一席)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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茶幸才斎

1
秀吉による文禄・慶長の役を経て江戸幕府による国交正常化までの話。合戦より、日本、朝鮮及び明国による緊迫した外交交渉のやり取りが見所である。開戦に至る朝鮮内部の政治的ジレンマや、前線での小西行長と加藤清正の反目、国交正常化を目してされた国書偽造などの経緯が詳しく語られ面白い。とりわけ、対馬宗氏や影轍玄蘇の尽力により遂に国交回復に至ったあたりは、万感の思いがこみ上げる。筆者の用いる語彙や文体が漢文的でルビも少ないため、読むのに苦労した。2010/01/12

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