内容説明
12歳、突然の発病、2年の闘病もかなわず。予防接種を原因とし、行政認定を申請するも行政は拒否。15年に及ぶ裁判、勝利判決。しかし、国は法律施行前40分の死亡として、認定を拒否。悲しみの中から、国の予防接種行政を問うた18年。
目次
発病
予防接種による副作用
残された時間
わかれ
九州地区予防接種被害者の会
司法の判断を仰ぐ
行政との闘い
控訴審はじまる
十八年目に届いた国の「詫び状」
著者等紹介
前田きよ子[マエダキヨコ]
昭和13(1938)年、佐賀県杵島郡に生まれる。佐賀県立白石高校を卒業し就職。結婚を期に北九州市に移り、タイヤ販売・修理業を営む夫を支える。次女をジフテリア予防接種で失い、これを契機に15年にわたる裁判で国の責任を追及する。北九州市在住。本名=前田喜代子(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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