内容説明
著者は、この小冊子で平和教育の理論を組み立てるつもりはありません。子どもたちに、いのちと平和の尊さを学ばせ、生きる力を育てる平和教育に少しでも関心を持っていただくこと、受け身の(あるいは、やらされる)平和教育から脱却して、自らの意志で平和教育を始めてみようとするあなたに、子どもにとって価値のある教材をどう作るかなど、“平和教育のヒント”を提供すること。これが、著者の実践をブックレットにまとめた目的であり願いでもあります。
目次
わたしたちに平和教育を促すもの
平和教育の拠りどころ
平和教育の教材をつくる
平和教育、私の実践
資料1 いつでも、どこでも、だれでもできる平和教育十か条
資料2 現代版焚書「原爆読本隠し」と長崎の“官製”平和教育
著者等紹介
山川剛[ヤマカワタケシ]
1936年、長崎市に生まれる。36年間、長崎市の小学校に勤務する。在職中から平和教育に力を注ぐ。1980年、ユネスコ軍縮教育世界会議に参加する。「長崎県原爆被爆教職員の会」副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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