内容説明
遠い雲、風の音、駄菓子屋さん、裏山に続く道、石垣の花、母の優しさ、父の病、友との別れ…。幼き日の心を見事に描く。
目次
子どもの夢
裏山のひととき
母の実家へ
蔵の宝物
遊び
迷子
母と一緒の祭り
遠く離れて
市場へ
お墓参り
父の闘病
友
父の最後
著者等紹介
戸田幸一[トダコウイチ]
1948年、福岡市に生まれる。1984年、水野順功氏に切り絵を師事。1986年、福岡を中心とした切り絵の創作を開始。九州、山口を中心に、「さんさんネット」(朝日新聞西部版)、フロントに切り絵連載。1997年、5月より朝日新聞日曜朝刊(佐賀版)に「歴史を切る」切り絵連載。1999年、1月より読売新聞日曜版に「うた物語」切り絵挿絵連載。2000年、4月より朝日新聞「忘れないあの言葉」切り絵挿絵連載。2002年、4月より佐賀新聞「まつら点描」水彩画連載。1995年、中国・広州市、マレーシア・クアラルンプール、カンボジア・アンコールワットにて子どもたちに絵画と切り絵を指導。岩田屋コミュニテイカレッジ切り絵美術講座講師、塩原切り絵の会主宰、日本きりえ協会・福岡きりえ同好会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。